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概要

CNC/PMCデータウィンドウライブラリは、HSSBや、イーサネット(TCP/IP)経由でパソコンとCNC/PMC間で各種データや情報を交換するために用意されたデータウィンドウを扱うための関数群です。

本説明書で解説しているCNC/PMCデータウィンドウライブラリは、以下のOS上で動作します。

FOCAS1/Ethernetは、DNC1/Ethernetと同一のプロトコルを使用していますので、DNC1/Ethernet対応のFAライブラリとも同時に使用できます。Ethernet版とHSSB版データウィンドウライブラリを、同時に使用することも可能です。

このライブラリの主な機能を挙げると以下のようになります。

  1. CNC:制御軸/主軸関係データのリード/ライト

    絶対位置、相対位置、機械位置、残移動量、実速度

  2. CNC:プログラム関係のリード/ライト

    CNCプログラムのアップ/ダウンロード、照合、サーチ、削除、ディレクトリのリード、パソコンからのDNC運転

  3. CNC:NC用ファイルデータのリード/ライト

    工具オフセット、ワーク原点オフセット、パラメータ、セッティングデータ、 カスタムマクロ変数、Pコードマクロ変数、ピッチ誤差補正データ

  4. CNC:工具寿命管理データのリード/ライト
  5. CNC:履歴データのリード/ライト

    操作履歴データ、アラーム履歴データ

  6. CNC:サーボ/スピンドル関係のデータのリード
  7. CNC:データサーバ、DNC1, DNC2, OSI-Ethernet関係のデータのリード/ライト(HSSB版のみ)
  8. CNC:波形診断関係のデータのリード/ライト
  9. CNC:パンチプレス関係のデータのリード/ライト
  10. CNC:レーザ関係のデータのリード/ライト
  11. CNC:サーボ学習データ関係のデータのリード/ライト(HSSB版のみ)
  12. CNC:その他のデータのリード/ライト

    モーダルデータ、ダイアグノーズデータ、A/D変換データ、アラーム情報、 オペレータメッセージ

  13. PMC:PMC関係データのリード/ライト

    アドレスG/F/Y/X/A/R/T/C/D、拡張保持型データ

  14. PMC:PROFIBUS-DP関係データのリード/ライト

詳細は個々の関数仕様を参照下さい。


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