CNC/PMCデータウィンドウライブラリは、HSSBや、イーサネット(TCP/IP)経由でパソコンとCNC/PMC間で各種データや情報を交換するために用意されたデータウィンドウを扱うための関数群です。
本説明書で解説しているCNC/PMCデータウィンドウライブラリは、以下のOS上で動作します。
FOCAS1/Ethernetは、DNC1/Ethernetと同一のプロトコルを使用していますので、DNC1/Ethernet対応のFAライブラリとも同時に使用できます。Ethernet版とHSSB版データウィンドウライブラリを、同時に使用することも可能です。
このライブラリの主な機能を挙げると以下のようになります。
絶対位置、相対位置、機械位置、残移動量、実速度
CNCプログラムのアップ/ダウンロード、照合、サーチ、削除、ディレクトリのリード、パソコンからのDNC運転
工具オフセット、ワーク原点オフセット、パラメータ、セッティングデータ、 カスタムマクロ変数、Pコードマクロ変数、ピッチ誤差補正データ
操作履歴データ、アラーム履歴データ
モーダルデータ、ダイアグノーズデータ、A/D変換データ、アラーム情報、 オペレータメッセージ
アドレスG/F/Y/X/A/R/T/C/D、拡張保持型データ
詳細は個々の関数仕様を参照下さい。